春は新入社員、転職、移動などビジネスヒューマンにとっても変化が多い季節です。また季節の変わり目で寒暖差が大きい季節でもあります。
寒暖差で体調を崩したり、新しい環境による心の疲労や変化に順応できずにストレスを抱えてしまうことも珍しくありません。
そこで今回は心と体を整え、ストレスフリーで健康的になるための5つの方法をご紹介します。
【1】1日の睡眠は7時間以上
仕事が忙しいと真っ先に削ってしまいがちなのが「睡眠」ですが、「睡眠」こそ仕事や家事よりも優先して確保するべきものです。
もっとも良いと言われる睡眠時間は「7時間」です。
良い睡眠がとれている人と1年以上の慢性的な不眠を抱えている人を1年間追跡した場合、うつ病の発症率は40倍の違いがありました。うつ病と睡眠障害は、極めて密接な関係にあります。
十分な睡眠をとっていれば、過度なストレスがかかったときでも負荷を軽減・解消できるのです。
【2】1週間に150分以上の運動
有酸素運動を週に150分以上すれば、薬物療法と同程度かそれ以上の効果があるといわれています。
有酸素運動の最低限の推奨量は、ウォーキング、ランニングや水泳などの有酸素運動、散歩、ヨガやストレッチなどの軽い運動なら週に150分、激しい運動なら75分です。
【3】栄養バランスのよい食事をとる
ビタミンやミネラルが豊富な野菜や果実が不足しないよう心がけましょう。中でも、旬のものは栄養も豊かで、食べる楽しみも大きく膨らみます。
「和食」は、日本古来の食事スタイルともいえる「一汁三菜」という食べ方が基本となっています。主食1品、主菜1~2品、副菜1~2品、というバランスを心がけると、丁度良くタンパク質が摂取出来て、且つ糖質を取り過ぎない食事になります。
昔ながらの「健康的な日本食」を意識すると、バランスよく栄養をとることができるというわけです。
【4】休養をとる
リフレッシュの方法は様々ですが、旅行や友人と出かけることは予定をすり合わせて計画するなど気遣いが必要であり、ある種の仕事的側面があります。
他の人を気にせずに、先の予定など焦ることもない、一人のゆったりとした時間も必要です。読書をしたり、音楽をきいたり、リラックスした時間をとりましょう。
【5】体温調整は必須
春は昼夜の寒暖差も大きく、日によっても肌寒い日と暖かい日があり、気候が不安定です。暑さや寒さもストレスになります。
「薄物の重ね着」を心がけ、暑さ・寒さを感じたら、すぐに脱ぎ着できるように備えておきましょう。
春は、陽気なイメージの一方で、メンタルが大きく乱れがちな季節。
自分でも気づかないうちに、気温や環境の変化でストレスを感じてしまっているかもしれません。
新たな季節を明るい気持ちで過ごせるよう、たっぷりの睡眠と栄養で、心と体を労わっていきましょう。